おしりの病気でなくガンの場合もある

１．さまざまな病気		トップへ戻る
内痔核、血栓性外痔核、肛門裂創、肛門潰瘍、肛門膿瘍、痔瘻などが、いわゆる痔と呼ばれているものです。私のところには多くの患者さんがみえますが、その中には肛門疾患とまぎらわしい直腸結腸患者さんもいます。直脱腸、大腸ポリープ、肛門ポリープ、大腸ガン、肛門ガン、潰瘍性大腸炎、クローン病など、様々な病気があります。したがって、本来のおしりの病気なのか？直腸結腸の病気に合併したものなのか？を第一に区別しなければいけません。
２．診察の重要性		トップへ戻る
単なるおしりの病気でなく、さまざまな病気に合併して発症したと疑わしい場合には、徹底的に診察し、大腸をはじめとする消化器の精密検査も必要で、合併痔瘻でなく、普通の痔瘻であると確かめなければ安易に手術すべきではありません。よく診察してみたら、大腸や小腸の病気であることもあります。良い診察を受けることが非常に重要であることがおわかりいただけましたでしょうか？「信頼にたる肛門科ドクター」もごらんください。